
ホットヨガを楽しむためには、動きやすく心地よいウェア選びが欠かせません。
快適なウェアを着ればモチベーションが上がりますし、ウェア選びを間違えれば、そればかりが気になってレッスンに身が入りません…。
しかし、たくさんあるヨガウェアの中から、自分に合ったものを選ぶのは簡単ではないはずです。
自分に合ったヨガウェアを選びたいけど、そもそも何が自分に合っているのかがわからない…。
そのような方も多いのではないでしょうか?
この記事では、私がヨガインストラクターのKさんからアドバイスを受けた「ヨガウェアの選び方」をまとめました。
自分のスタイルに合ったウェアで、より充実したヨガライフを楽しみましょう。
ヨガバッグの選び方は以下の記事で紹介しています。
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自分に合ったヨガバッグを選ぼう!シーン別・機能別で解説します
2024/12/11
「ヨガバッグ、なんだか使いにくい…」そんな違和感を覚えたことはありませんか? たとえば、着替えを取り出そうとすると中身を全部ひっくり返す羽目になったり、汗で湿ったウェアをどう収納すればいいのか悩んだり …
ヨガウェア選びで気をつけたい5つのポイント

ホットヨガを始めたのですが、今更ながらヨガウェア選びの基準がわかりません…。選ぶ際のポイントとかってありますか?

ヨガウェアは、好きな色やデザインで選ぶのももちろん大切ですが、伸縮性や素材もとっても大切なんです。ホットヨガがより快適になるヨガウェア選びのポイントを5つお伝えしますね。
ポイント1:肩周りや腕を動かす際に窮屈ではないか
ヨガウェアを選ぶ際は、肩周りや腕の動きやすさが重要です。肩甲骨や肩回りがスムーズに動くか、腕を大きく広げたり後ろに回したりする際に窮屈さを感じないかを確認しましょう。
とくに、伸縮性のある素材を選ぶと、体の動きにフィットしやすくおすすめです。窮屈なウェアはポーズの妨げになるだけでなく、怪我の原因にもなりかねません。
柔軟性が高まっても、ヨガウェアが原因で身体を大きく動かせないのは避けたいところです。どんなポーズも取りやすい柔らかい素材のウェアを選ぶとよいでしょう。

ポイント2:逆転のポーズでお腹が見えすぎないか
ヨガのポーズの中には、身体を逆さに逆転させるポーズなどが含まれます。そのため、トップスがずれてお腹が見えすぎないか注意が必要です。
フィット感のある丈の長いトップスや、裾にゴムが入ったデザインを選ぶと安心です。ポーズに集中するためにも、動いてもずれにくいウェアを選びましょう。

例えば「三点倒立」のポーズが、代表的なものでイメージしやすいですよね。他にも、肩立ちのポーズやウサギのポーズなど、簡単なものでもたくさんあります。どれも、正しく取らないと怪我をしやすいので、なるべくポーズに集中できるウェアを選んでくださいね。
ポイント3:あぐらの姿勢が取れるかどうか
ヨガでは、あぐらの姿勢を取ることが多いため、膝が曲がりやすい伸縮性があるかどうかも、ウェア選びで重視してほしいポイントの一つです。
動きを妨げない柔らかい素材や、締め付け感の少ないデザインを選ぶと、快適にポーズを維持できます。
また、座ったときにウエスト部分がきつすぎないものや、股下にマチがあるタイプもおすすめです。無理なく自然に足を組めるウェアを選べば、集中力も高まりヨガの効果が向上します。

ヨガのレッスンでは、あぐらの姿勢で瞑想をする時間もあります。伸縮性のない窮屈なウェアを着ていると、瞑想にも集中できなくなるので気をつけてくださいね。
ポイント4:自分の好きな色やデザインを選ぼう
伸縮性や素材で選ぶのも大切ですが、自分の好きな色やデザインを選ぶのもポイントの一つです。お気に入りの色やデザインのヨガウェアを選ぶと、モチベーションがアップし、練習がより楽しくなります。
ヨガは継続することで効果が現れます。「お気に入りのウェアを着てヨガをしたい!」という気持ちが、続ける原動力になるでしょう。
ぜひ、毎日が楽しくなるような、お気に入りのヨガウェアを見つけてください!ヨガウェアにはいろいろなデザインがあるので、日によって使い分けると楽しいですよ。

ポイント5:ホットヨガでは素材も大切
ホットヨガでは、常温ヨガよりも大量の汗をかくため、素材選びが重要です。吸水性・速乾性に優れたウェアを選ぶと、快適さを保ちながら集中できます。
また、通気性の良い素材はムレを防ぎ、不快感を軽減してくれるでしょう。中でもポリエステルやナイロン混紡など、速乾性の高い生地がおすすめです。
たくさん汗をかいて、ピタッと身体に生地がくっつくと、それだけで集中力も下がってしまいます。インナーを着て、なるべく通気性のある素材のウェアを選ぶのがおすすめですよ。

トップスの選び方
ヨガウェアのトップスは、タンクトップやTシャツ、ブラトップなど、さまざまな種類があります。ここからは、それぞれの特徴を踏まえ、おすすめのトップスについて解説していきます。
タンクトップ:快適さ重視の方に
タンクトップは、肩や腕が動かしやすく、通気性に優れているため、ヨガ中の快適さを重視する人におすすめです。重ね着もしやすいため、気温やスタジオの環境に合わせて調整できるのが魅力です。


タンクトップは、ヨガウェアの定番って感じがします!

そうですね!タンクトップで肩周りが出ていると、インストラクターにとっても一人ひとりの身体の動きがわかりやすいので、より効果的なサポートを受けられますよ!
Tシャツ:体のラインを見せたくない方に
Tシャツは、タンクトップに比べるとゆったり感があるため、身体のラインをあまり見せたくない方や、ヨガ初心者におすすめです。程よいフィット感のあるものなら、ポーズの邪魔にならず快適に動けます。中には、ウエストの部分にゴムがついていて、ずれにくいタイプもあるので、チェックしてみてください。


タンクトップはまだ勇気が出ないかも…なるべく二の腕を隠したい!

それでも大丈夫ですよ!ご自身が最も安心してリラックスできるウェアを選んでくださいね。
ブラトップ:アクティブなレッスンを受ける方に
ブラトップは、ヨガ中の動きにしっかりフィットし、サポート力が高いため、アクティブな動きを伴うヨガに最適です。肩周りが動かしやすく、タンクトップやTシャツと比べて軽量なのも魅力といえます。


ブラトップだけでヨガができるまで身体を絞りますね!

一緒に頑張りましょうね!レッスンの合間や終了時に寒くなる可能性もあるので、上着も持参すると良いですよ。
ボトムスの選び方
ヨガのレッスンでは、長いレギンスとショートパンツのどちらを履けばいいのか迷う。
そんな方も多いかもしれません。どちらでも大丈夫ですが、それぞれ特徴が異なります。ここからは、ヨガウェアのボトムスに関して詳しく解説します。
レギンス:動きやすさが魅力
ヨガといえば、レギンスをイメージする方も少なくないでしょう。動きやすさと身体に密着したフィット感のあるボトムスです。
伸縮性のある素材を選べば、さまざまなポーズを快適に行えます。とくに、ウエスト部分がゴム仕様のものや、ハイウエストデザインは、お腹をしっかりサポートし、体型をカバーしてくれるでしょう。


レギンスはピチっとしているけれど、動きやすさが気になります。

ほとんどのレギンスは伸縮性がよく、履き心地が良いですよ。身体のラインがわかりやすいので練習効果もアップさせられるのでおすすめです。
ヨガパンツ:履き心地と動きやすさの両立
ヨガパンツは、リラックスした履き心地と動きやすさを兼ね備えた優れたボトムスです。一般的に、ストレートやワイドレッグのデザインが多く、足元に余裕があるため、さまざまなポーズを行いやすいのが特徴です。


ヨガパンツってオシャレですね!

ヨガパンツは、履いているだけで気分が上がりますよ。ただ、足元に余裕があるタイプのものが多いので、強度の高いレッスンよりも、リラックス系のレッスンにおすすめです。
ショートパンツ:ムレが気になる方に
ショートパンツは、とくに夏やホットヨガに適したボトムスです。通気性が良く、涼しさを感じながら快適に動けるのが魅力です。足が暑くてムレるのが心配な方は、ショートパンツをおすすめします。


ショートパンツってどれくらいの丈がいいですか?

なるべく膝丈くらいがおすすめです。逆転のポーズや足を上げるポーズで下着が見えない丈を選んでくださいね。
まとめ
ヨガウェアは外見だけでなく、機能性やレッスン中の安心感も考慮して選ぶことが重要です。動きやすく身体に合ったヨガウェアを選ぶと、ポーズ力がアップしヨガの効果をさらに感じられます。
ヨガウェアは、身体のラインを美しく見せてくれるだけでなく、モチベーションを上げてくれるアイテムでもあります。また、安全性にも関わってくるので、慎重に選んでくださいね。
自分にぴったりのヨガウェアを着て、ヨガへのモチベーションをさらに高めましょう。