「ヨガバッグ、なんだか使いにくい…」そんな違和感を覚えたことはありませんか?
たとえば、着替えを取り出そうとすると中身を全部ひっくり返す羽目になったり、汗で湿ったウェアをどう収納すればいいのか悩んだり。
また、マットを取り付けると他の荷物が入らなくなり、仕事帰りに使うにはスポーツ感が強すぎて目立ってしまう…。
そんな「ヨガバッグあるある」にストレスを感じている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ヨガインストラクターの方にもらったアドバイスと私の経験をもとに、自分にぴったりのヨガバッグを見つけるための選び方や役立つ機能について詳しく解説します。
「ヨガバッグあるある」でお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
ヨガウェアの選び方は以下の記事で紹介しています。
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ヨガバッグ選びの3つのポイント
ヨガバッグの選び方として、意識しておきたいポイントを3つ挙げてみました。
- 通う頻度と時間帯
- 持ち物の量
- 移動手段
それぞれ詳しく見ていきます。
ポイント1:通う頻度と時間帯
ヨガバッグを選ぶ際は、通う頻度や時間帯に合わせて選ぶのがポイントです。
仕事帰りに通う場合には、着替えやタオルをまとめて収納できる大容量タイプ、休日に通う場合は、必要最低限の荷物が収まる軽量でコンパクトなバッグが便利です。
「自分のライフスタイルに合うかな?」という視点でヨガバッグ選びができると理想ですね。
ポイント2:持ち物の量
ヨガバッグは、持ち物の量に応じて選ぶのもポイント。着替えや水、マットを持参する場合は、大容量で仕切りが多く整理しやすいバッグがおすすめです。
一方、スタジオで水やタオルを購入・レンタルする場合、必要な荷物が少なくて済むため、軽量でコンパクトなトートバッグやリュックが便利です。
持ち物に合わせたバッグ選びで、収納スペースを最大限に活用できるでしょう。
ポイント3:移動手段
スタジオまで、どんな移動手段を使うのかというのも重要なポイントです。
電車移動の場合、混雑時でも邪魔にならないスリムなリュックやショルダーバッグ。徒歩の場合はコンパクトでなるべく軽く負担にならないものを。
車を利用しているなら、収納力のある大きめのトートバッグでも問題ないでしょう。
移動手段に応じて使いやすさを考慮し、移動が快適になるバッグ選びが大切です。
ホットヨガ用バッグの必須機能
ホットヨガ用バッグの必須機能として、以下の4つが挙げられます。
- 速乾・抗菌素材
- ウェットゾーンとドライゾーンの分離
- 通気性
- 防水機能
それぞれ詳しく見ていきましょう。
速乾・抗菌素材
ホットヨガ用バッグには、速乾性や抗菌素材が必須です。汗を吸ったタオルや濡れたウェアを入れる機会が多いため、速乾素材なら湿気を防ぎ、清潔に保ちやすいでしょう。
また、抗菌加工が施されたバッグは、雑菌の繁殖を抑え、嫌なニオイを軽減。とくにホットヨガのように汗をかくシーンでは、これらの機能があるかないかで使い勝手が大きく異なりますよ。
ウェットゾーンとドライゾーンの分離
ホットヨガ用バッグには、ウェットゾーンとドライゾーンの分離機能が必須です。汗を吸ったタオルや濡れたウェアを収納するウェットゾーンと、貴重品や着替えなどを清潔に保管するドライゾーンが分かれていると便利です。
分離機能があれば、湿気やニオイが他の荷物に移るのを防ぎ、バッグの中を整理整頓しやすくなります。機能性を重視した設計のバッグを選びましょう。
通気性
ホットヨガ用バッグには通気性が重要です。汗を含んだタオルやウェアを持ち帰る際、通気性の良い素材や通気口があるバッグなら湿気やニオイを軽減できます。
とくに長時間バッグ内に荷物を保管する場合、通気性が良ければムレを防ぎ清潔さを保つ効果を防いでくれますよ。さらに、通気性の高い設計はカビや雑菌の繁殖も抑えられます。衛生面を重視して、通気性の優れたバッグを選びましょう。
防水機能
ホットヨガ用バッグには、防水機能が欠かせません。濡れたタオルやウェアを収納しても、外側に水分が染み出さない防水加工は必須。さらに、突然の雨や水場での使用にも対応できるため、移動中も安心です。
バッグ全体が防水仕様であるか、濡れた物を分けて収納できる防水ポケットがあると便利でしょう。
あると嬉しい機能
続いては、必須ではないけれど、あると嬉しい機能を以下の3つの項目に分けて解説します。
- 取り出しやすさ
- マットホルダー
- 小物の整理収納
それぞれ詳しく見ていきましょう。
取り出しやすさ
ヨガバッグには取り出しやすさを重視した設計があると便利です。
広い開口部やバッグ内部に仕切りやポケットがあると、小物や貴重品を整理しやすく、探す手間が省けます。急いで着替えやアイテムを出し入れする場面が多いヨガシーンでは、使い勝手を向上させる大切なポイントです。
マットホルダー
ヨガバッグにマットホルダーがあると非常に便利です。ヨガマットをバッグに収納するとかさばりますよね。専用のマットホルダーが付属されていれば、マットを外側にしっかりと固定でき、バッグ内のスペースを有効活用できます。
さらに、マットを簡単に取り出せるため、スタジオに着いてすぐに準備が整います。移動中も邪魔にならず、スマートに持ち運べる機能は、とくにヨガマットを持参するシーンが多い方にとって嬉しいポイントです。
小物の整理収納
ヨガバッグに小物の整理収納機能があると非常に便利です。鍵やスマホ、ヨガの際に外したアクセサリーなどの小物を収納するためのポケットや仕切りがあれば、バッグ内が散らかりません。
とくに、小分けできるポケットが複数あると、アイテムをすぐに取り出せて、ヨガ前後の準備がスムーズに進みます。また、貴重品を安全に保管できる専用のポケットがあれば、安心して使えるでしょう。
バッグタイプ別の特徴と選び方
ここからは、以下の3つのバッグのタイプに分けて、それぞれの特徴を詳しく解説します。
- トートタイプ
- リュックタイプ
- 2WAY・3WAYタイプ
トートタイプ
トートタイプのヨガバッグは、オフィスカジュアルにも合わせやすいシンプルで使いやすいデザインが特徴です。中身が見やすい開口部や仕切りがあり、必要なアイテムを素早く取り出せます。
大きめの収納スペースで、着替えやタオルを整理して収納できるため、使い勝手も抜群です。また、肩掛けできるタイプのものもあるため、たくさん荷物がある方はチェックしてみてくださいね。
リュックタイプ
リュックタイプのヨガバッグには、両手が空いた状態で移動できる利便性があります。また、両肩に均等に荷物が分散されるため、重さが偏らず長時間の移動でも疲れにくいのが魅力。
重さが気になる方や移動時の快適さを重視する方におすすめです。
2WAY・3WAYタイプ
2WAY・3WAYタイプのヨガバッグは、シーンに応じて持ち方を変更できる汎用性の高さが魅力です。ショルダー、トート、リュックなど、状況に合わせて持ち方を変えられるため、通勤やヨガ後の予定にも対応しやすいでしょう。
用途に合わせて使い分けられるので、長期間にわたって活躍しますよ。多機能で実用的なため、柔軟なスタイルが求められる方におすすめです。
意外に大事なバッグのメンテナンス方法
バッグを清潔に保つためにも、メンテナンスは欠かせません。
まず、定期的に中身を取り出してゴミや汚れを掃除しましょう。汚れが気になる場合は、軽く拭くか、ぬるま湯と中性洗剤で優しく洗います。
ただし、水洗いができるかどうかは素材にもよるため、事前に確認しておきましょう。
また、ヨガバッグは湿気がたまりやすいため、使用後は風通しの良い場所で乾燥させ、カビや悪臭を防ぐのも重要ですよ。
まとめ
今回は、ヨガバッグの選び方のコツとさまざまなバッグの特徴などを詳しく解説しました。
快適なヨガライフを送るためには、使いやすいバッグを選ぶことが大切。自分のライフスタイルや理想の使いやすさを求めてバッグを選びましょう。
新しいバッグ選びで失敗しないためには、以下のポイントを参考にしてください。
- 通う頻度と時間帯
- 持ち物の量
- 移動手段
また、通気性が良く、取り出しやすいかどうかもチェックすると良いでしょう。自分にぴったりのヨガバッグを見つけて、ストレスフリーでヨガを楽しんでくださいね。